アラフィフおじさんの飽くなき挑戦

本ブログは、アラフィフおじさんが、様々な事に挑戦する中で、感じたことを書き記すブログです。

歌がうまい歌手とは?

今日は歌について思うことを書いてみたいと思います。

皆さんは、それぞれ好きな歌手がいると思いますが、 どんな歌手が歌のうまい歌手だと思いますか?

一般的には、男性であれば、玉置浩二さんや久保田利伸さん、女性であればMISIAさん、 スーパーフライの越智さんなどがあげられると思います。

歌のうまさを表すものとして、リズム、音程、声の豊かさ、表現力があると思いますが、上記の方々はそのどれもが高いレベルにあるので、 歌のうまい人だと評価されているのだと思います。

では、私にとって歌のうまい歌手とは、どんな歌手なのでしょうか。

上記の歌手の方々は、歌がうまいと思うものの、私が目指す歌手ではないです。

私が、一番好きな歌手は桑田佳祐さんですが、桑田佳祐さんのような歌手になりたいと思っている訳でもないです し、桑田さんが一番歌のうまい歌手と思っている訳でもないです。 (どちらかというと、桑田さんの曲や人柄が好きなのかもしれません。)

私がこれまでに聞いて一番感動した歌は、子供の合唱です。私の子供たちは、非常に教育熱心な幼稚園に通っており、その幼稚園では合唱祭のようなものが毎年あったのですが、そこで聞いた歌が私が人生の中で一番感動した歌でした。

子供の歌なので、音程やリズムはもちろんずれてますし、表現力というものをまったく感じさせるような歌ではありません。(おそらく子供なので、歌詞の意味もわからず歌っていると思います。)

しかし、曲の世界感がダイレクトに伝わってくるのです。

これは、歌というものを考える上で、非常にユニークな経験でした。

大人になると歌というものを非常に難しくとらえ、歌にリズム感をもっと出したい、音程をきれいにしたい、声を力強く、伸びのある声にしたい、歌詞や歌の世界観を表現したいなど、色んなことを考えてしまうものですが、そういったことをほとんど意識してない子供の歌が私が人生で聞い た一番良い歌という訳です。

自分自身の経験としても、今よりも歌が下手だった時の方が歌をうまく歌えたという事があったりするのです。

ある歌手の人が、歌の神様が下りてくる時があり、そういう時は人を感動させる歌を歌えると聞いたことがありますが、まさにそんな感じです。

(これは笑いも同じかもしれないですね。)

とすると、歌の神様が宿った歌が良い歌で、歌の神様に愛された歌手が歌のうまい歌手ということなのかもしれ ないですね。

結論、どんな歌手が歌のうまい歌手かわからないというのが、今の私の正直な意見です。

歌は非常に奥深いです。だからこそ、長年、歌を歌うことに没頭してきたのかもしれません。

というような事を書きながらも、結局、明日からまた音程やリズム、声、 表現力といった事を意識しながら、歌を練習していくのだと思いますが。。。

いつか歌の神様に愛される歌手になりたいものです。

では、また。