アラフィフおじさんの飽くなき挑戦

本ブログは、アラフィフおじさんが、様々な事に挑戦する中で、感じたことを書き記すブログです。

努力は才能を越えられるのか?

こんにちは

また最近、考えたことについて書いてみたいと思います。

よく努力は才能は越えられるのかという話を聞きますが、みなさんはこのあたりどのようにお考えでしょうか。

科学が発達したことにより、遺伝によって生まれた時から人間の能力が大きく異なることは周知の事実となっております。

また、私の経験からも、人間は生まれながらに能力に大きな差があると実感するようなことは多々ありました。

例えば、私の子供は、小学生の時にトライアスロンを本格的にやっていたのですが、その中でも、同じような練習をしていても伸びる子と伸びない子の差は歴然でした。
(スポーツの世界は特に才能が大きな差を生むことを示す、代表的な例ですね。)

一方で、興味深いのは、小学生の頃は普通だった子が、中学になったぐらいから急に伸びて、全国レベルの選手になるといったこともあったのです。
(逆に小学生の頃、活躍していた子が、中学になってまったく伸びなくなるということもありました。)

このように個人によって生まれながらに能力の差は確かにあると思うものの、その能力がいつ開花するのかは誰にもわからないのです。

最初のブログで紹介したように、私自身も最近、Youtubeに歌唱動画をあげるようになり、本格的に歌というものと向き合うようになりましたが、ある歌の専門家 によると歌も生まれつきの才能が大きく関わっており、 努力で才能を越えることは難しいと話をしておらました。

音感だけでなく、音域についても骨格や声帯の形から生まれつき決まってしまっているとのことでした。

音域に関しては、私自身、高い声がまったく出なくて、まわりからも「声域は生まれつきのものだから自分の出せる音域で歌える歌を歌えば良いのではないか」と言われ、私自身そういうものだと思って、 無理せずに自分の音域で歌える曲を歌っていました。

しかし、偶然にもファルセットを練習するために女性の曲を原キーでよく歌うようになってから、 今まで出なかった高いキーが急に出始めたのです。
(20年以上歌っていますが、高い声がでるようになり始めたのは 、ホントここ最近の話です。)

要は、自分の場合は、単に高い声の発声の仕方を知らなかっただけのようです。

それからは、自分で自分の限界を決めることはせずに、キーの高い曲も練習しているのですが、今は練習する毎に音域が広がっています。

また、私は英会話が趣味で長く勉強しているのですが、英語の世界でも子供の時に海外で生活した経験がないとネイティブレベルの発音は難しいと言われてますね。

しかし、私は多くの海外移住経験を持たない人達とこれまで会話をしてきましたが、 中にはネイティブレベルの発音ができる人もいます。

ある時に、こういったネイティブレベルの発音ができる人に「あなたは特別に耳が良いのだね」と言ったところ、「それは違う。自分は、正しい発音を身に付けるために、熱心に研究し、より多くの努力をしてきたからだ」と言われました。

科学が発達して色んなことがわかるようになったのは良いことですが、科学は統計から物事を判断しているのみで、統計にあてはまらないような事は現実世界ではいくらでも起こる訳です。

(科学への盲信が逆に弊害を生むことがあると思う訳です。)

だから、私は才能というものが実在することは認めつつも、努力は才能を越えると信じたいのです。

(そう信じないと努力を継続し、自分の可能性の扉を開くことはできないと思います。)

また、歌の話に戻りますが、私は子供の頃、音楽とは無縁の生活を送っており、高校生の時に、友達にカラオケに誘われて、 そこから歌にはまり始めました。

音感やリズム感も人より特別にある方ではなく採点マシーンなどで確認しないと自分の音程とリズムが合っているのか、自分で認識することはできません。

また、何度歌っても音程やリズムがとれない曲もありますし、音域についても先に述べた通りで、はっきりいって課題は今も山積みです。
(プロ歌手とは、雲泥の差があると認識してます。)

しかし、努力を続けていけば、こんな私がプロ並みに歌を歌える日がいつかくるのではないかと信じて練習に励んでおります。

(これは私の才能への挑戦とも言えるかもしれません)

イチロー選手も「自分には才能がなかった。だから、人一倍努力した。私は才能のある人が嫌いだ。」と言っておられたのを聞いたことがあります。

この言葉が、イチローさんの謙遜なのか、ホントの気持ちなのかわかりませんが、少なくともイチロー選手は、才能よりも努力に重きを置いていることがわかりますし、あのイチローさんが、そう思っているかと思うと、非常に励まされますね。

いつか自分のYoutubeの中で「努力は才能を超える」ということを、皆さんにお見せできる日がくればと願っております。

では、また。