アラフィフおじさんの飽くなき挑戦

本ブログは、アラフィフおじさんが、様々な事に挑戦する中で、感じたことを書き記すブログです。

遠回りが一番の近道

こんにちは。

また、最近、考えたことについて書きたいと思います。

野球選手のイチロー選手が話していた言葉で「遠回りが一番の近道だ 」という言葉があるのですが、たまにこの言葉をふっと思い出します 。
(まだはっきりハラに落ちる理解をできている訳でないのですが、なにか気になる言葉なので、今日はこの事について書いてみようと思 いました。)

自分はどちらかというと常に近道を探そうとするタイプです。
(受検勉強なども要領で乗り切りました。)
このような生き方をして特段、困ったことはなく、今も基本なにかやる時はまず近道を探してしまいます。

ただ、どうもこの言葉が引っかかるのです。
それは、なにかこの言葉が大切な真理を含んだ言葉であるように感じられるからです。
実際に、イチローさんは、このような考え方のもと、野球史に記録を残すような偉業をいくつも成し遂げてこられた訳です。

イチローさんは、非常に努力家で有名な方です。

また、非常にものを大切にされる方で練習後に時間かけて自分のグローブやスパイクなどを入念に磨くことでも有名でした。

ある意味、他の選手がやらないようなことをずっとやり続けた人であるとも言えます。

だからこそ、他の選手には見えないような視点がイチローさんには見えるのかもしれません。

私なりに自分の人生経験から解釈すると、確かにこれまでの人生において無駄な経験は一つもなかっと思っています。

失敗に関しては人一倍した方であると思いますが、失敗ほど貴重な 経験であったとも感じております。

また、人が気にしないようなつまらないことを気にしたり、時間やお金を無駄にしたりと無駄と思える色んな事をしてきました。

しかし、そういう経験も自分と同じような問題を抱えている多くの 人がいる中で、 そういう人達を理解する時に役に立つこともあります。
(例えば、子供が怠けていても、自分も学生時代そういうこともあったと許せたりすることがあります。)

イチローさんが言わんとしてることはもっと深い話だと思いますが 、特に努力に関して言えば、自分の望む結果が得られなかったとしてもやった努力はその人を何かしらの形で成長させてくれるものだと思います。

また、努力しないで得た結果と、努力をして得た結果は、同じ結果でもその経験から学ぶものは大きな違いがあるように思います。

また、最短の努力で目標に到達した人と、多くの努力をして 目標に到達した人では、なにか人間的な深さのようなものが違うとも感じます。

もしかしたら、イチローさんが言いたいのは、正解にたどり着いて得られるもの自体よりも、努力を積み上げるというプロセスの中で得られることの方が価値が高く、結局、そういったものを積み上げた人の方が最後には成功するのではないかと思っているのかもしれないですね。

(成功といっても色んな意味の成功がありますが。)

また、先に述べたように私は常に近道を探して、すぐに成果を求めてしまうところがありますが、遠回りを一番の近道と思うことができれば、腰を落ち着けて、もっと大きな視点で物事を捉え、長く努力を継続していけるのかもとも思いました。

今は時代が効率性を求める時代なので、このような考え方を受け入れるのはなかなか難しいですが、これからもこの言葉を心の 片隅において、短期的な成果が出なくても焦らずに、努力を積み上げていければと思います。

では、また。