アラフィフおじさんの飽くなき挑戦

本ブログは、アラフィフおじさんが、様々な事に挑戦する中で、感じたことを書き記すブログです。

持つべき自信と持つべきでない自信

こんにちは。

また最近、思ったことを書いてみたいと思います。

子供とのなにげない会話の中で、自分が
「自信を持っている人は自分の能力を十分に発揮することができるが、自信がないと自分の持っている能力を十分に発揮できない。なので、まずは自信を持つことが大事」
だというような話を子供にしたところ、子供から自信を持っている人はクラスのみんなから嫌われているよといった返しがありました。

会話は、そこで別の話になってしまい、それ以上、深く話をすることができなかったのですが、その後、改めて自分の中でどのような自信が良い自信でどのような自信が良くない自信なのかを考えてみました。

実は、私も子供の頃は自信過剰なところがあり、友達に上から目線で物を言ったりして、嫌われたことがありました。
(一方で、勝負事になるその自信の強さが発揮されて良いこともありました。)

職場でも、上から目線で嫌な人だけど、仕事はできるといった人は結構いると思います。

このように私の子供が言うようなことは現実社会の中ではよく目にします。

だから、私達は、自信を持った方が良いのか、自信の持ちすぎはよくないのか、よく迷ってしまうのだと思います。

私は子供にも話をしたように自信は絶対に持った方が良いと思っています。
しかし、自信を持つときに以下の3点を気を付ける必要があると思います。

①非現実的な自信を持たないこと
②他者との比較から自信を持たないこと
③他者の自信も自分と同様に重んじること

①について、時として、思い込みが自分を実力以上に高めてくれる事もありますが、やはり非現実的な自信を持っている人は失敗することが多いと思います。

特に非現実的な自信を持っている人というのは、自分の失敗の原因や周りの状況など、現実を的確に分析できない傾向があるため、失敗から学ぶ事なく、同じ過ちを何度も繰り返してしまう恐れがあると思います。
(また、自分の失敗を他人のせいにする傾向もあると思います。)
現実においては、正しいプロセスを経て、初めて自分の望む結果を得られると思うので、自己を客観的に分析し、事実に即した自信を持つべきだと思います。

②についても、自信がない人が他者と比較する事で自信を持つきっかけを得たなどという話も聞くので、完全に悪とは言い切れないのですが、このような相対的な自信はありのままの自分を認める事の妨げとなり、最終的に自己肯定感を下げてしまうと思います。
なぜなら、自信を得るために常に他者と競わないといけないですし 、すべてにおいて他者に勝ることはできないので、逆に自分から自信を奪ってしまうことにもなると思うためです。

③については、人間はやはり自分が一番好きなので、自分の事を一番に信じたいと思ってしまう生き物だと思いますが、それは他者も同じであることを配慮した上で、他者への立ち振る舞いを行っていく必要があるということです。

一方で、子供が持つ自信は、だいたい①、②から来る自信が多いと 思いますが、私は初めはそのような自信の持ち方で良いと思っています。

なぜなら、自信がない状態よりも、間違った自信を持っている状態の方が、一段上だと思っているからです。

また、間違った自信を持っているという状態は、正しい自信を持っているという状態に移行するための必要なステップ(自信の大切さを学ぶステップ)であり、このステップを飛ばして、自信のない状態から正しい自信をもった状態にはなかなか一足飛びには移行することは難しいとさえ感じています。

そして、今、私が大切にしたいと思っている自信は以下のものです。

①人はなに者にでもなれる
②人生に解決できない問題はない
③あるがままの自分でいる事に最大の価値がある

①については、これまでの人生経験から自分自身を型にはめて捉えてしまうところがあるので、自分で自分の可能性を制限しないように持ちたいと思っているものです。

②はなにか難しい困難にぶつかった時は、いつもこの言葉を思い出し、自分を奮い立たせており、そのお陰でいくつもの困難を乗り越えて来れたと思うので、これからもこの信念を持ち続けたいと思っています。

③については、他者と比較しないということもそうですが、すべてのモノが大切で、お互いに必要となるように、この世界は創られており、自分は自分らしくいる時に最大の価値があると信じたいと思っています。
(実際に生物学、物理などを学ぶと、この世界が無駄なく、よく作られた世界であることが見えてくると思います。)

何よりもこの信念を受け入れる事で自分にも他人も優しくなることができると思います。

 

私自身、まだまだ誤った自信を正しい自信へと発展させるべく、取り組んでいる段階ですが、自信は日々の言動の積み重ねで構築されていくものだと思いますので、大切にしたいと思う信念に基づき日々の生活を行っていければと思います。

また、私には、4人の子供がいますが、子供達が正しい自信を持って、自分の望む人生を実現してくれるよう、まず私が子供達のロールモデルになれればと思います。

では、また。